自分がレズビアンなのに、そのことを黙っていてストレスを感じることもありますよね?
いずれは周りの人にカミングアウトしたいと思っている人も、多いでしょう。
とはいえ、どうカミングアウトすればいいかわからない!という方も多いはず。
そこで今回は、レズビアン女性が周りにカミングアウトする際のポイントをご紹介いたします。
レズビアン女性がカミングアウトする際には、どんな準備をすればいいのか実際にカミングアウトしている当事者が具体的にまとめてみました。
本記事を読んで頂くことで、レズビアン女性がスムーズにカミングアウトできるようになるでしょう。
また、カミングアウトすることでのメリット、デメリットもまとめているのでそちらも参考にしてみてください。
レズビアンが周りにカミングアウトする際のポイントはこれ
レズビアン女性が周りにカミングアウトする際のポイントは、以下の7点です。
- 初めに自分自身と向き合う
- 伝える相手のことを理解する
- どうやって伝えるのかをよく考える
- 理解者に相談する
- 最適なタイミングを選ぶ
- カミングアウト後の対応を考えておく
- 自分自身を大切にする
それぞれのポイントを、深掘りして解説していきます。
初めに自分自身と向き合う
レズビアンが周りにカミングアウトする際のポイント1つ目は、初めに自分と向き合うことです。
まずは自分がレズビアンであることに、自信をもって自分を愛してあげましょう。
レズビアンであることを自分で肯定できていなければ、周りの人もなかなか肯定しにくいもの。
LGBTQである事は、なにも悪いことではありません。
レズビアンであることをポジティブに捉え、カミングアウトの準備をして下さい。
伝える相手のことを理解する
レズビアンが周りにカミングアウトする際のポイント2つ目は、伝える相手のことを理解することです。
どんな相手にカミングアウトしようとしているのかを、先に知っておくといいでしょう。
例えば既に周りにレズビアンの友人がいるような人であれば、カミングアウトしても受け入れてくれやすいです。
普段からコミュニケーションを何度も図って、LGBTQに対してどんな風に思っているのかを調べておきましょう。
どうやって伝えるのかをよく考える
レズビアンが周りにカミングアウトする際は、どうやって伝えるのかを考えるのがとても重要です。
カミングアウトする際には、相手が理解しやすい簡単な言葉で伝えるのがいいでしょう。
あまり知識がない相手に回りくどく難解な言葉を使ってしまうと、相手は逆に困惑してしまいます。
また必ず肯定的な言葉を選んで、伝えるのが重要です。
レズビアンであることが不快で、自分自身を悪く言うような伝え方はやめましょう。
理解者に相談する
レズビアンが周りにカミングアウトする際のポイント4つ目は、理解者に相談することです。
カミングアウトする前の段階として、悩みを1人で抱え込まずに誰かに相談するのがおすすめです。
例えばSNSなどを利用すると、レズビアンだけのコミュニティがあったりします。
SNSでは面識がない人だけが集まっているので、初めからレズビアンであることが公表しやすいのです。
そういったレズビアンだけのコミュニティに属して、理解者を求めると気分が楽になります。
コミュニティ内には、実体験として周りの人にカミングアウトした経験者もいたりします。
体験者からは実際にカミングアウトした時の体験談をリアルに聞けるので、非常に心強いです。
SNSだけではなく、ご家族や仲のいい友人で相談しやすい人がいれば、相談するのもいいでしょう。
1人だけで抱え込まずに、協力してくれる人がいればカミングアウトして失敗した時の心の支えにもなるので、安心です。
最適なタイミングを選ぶ
レズビアンが周りにカミングアウトする際のポイント5つ目は、最適なタイミングを選ぶことです。
カミングアウトする時は、お互いの気持ちが落ち着いているときを選んでください。
相手に気持ちの余裕がない時にカミングアウトしてしまうと、受け入れてもらえる可能性が下がってしまいます。
試験の前や重要な仕事を任されているような時に話してしまうと、「今、あなたのことを考えてる余裕はない」とヒステリーを起こされる可能性もありますね。
よく相手の状況を確認して、できるだけ落ち着いているタイミングを選んでみましょう。
カミングアウト後の対応を考えておく
レズビアンが周りにカミングアウトする際のポイント6つ目は、カミングアウト後の対応を考えておくことです。
レズビアンであることをカミングアウトした場合、相手はかなりショックを受ける可能性もあります。
スムーズに受け入れてくれることがベストですが、そうならない事も多いので必ず事前に心の準備をしておきましょう。
ポイントは自分自身が感情的にならずに、冷静に対処することです。
冷静に対処することで相手の気持ちの動揺も和らげることができ、その後の話し合いもうまく進みやすいですね。
自分自身を大切にする
レズビアンが周りにカミングアウトする際のポイント7つ目は、自分自身を大切にすることです。
カミングアウトする際は、自分自身のペースを守ってカミングアウトしましょう。
どうしても無理なのであれば、今する必要はありません
カミングアウトは強制では無いので、自分自身を大切にして自分ができる時にすればいいのです。
まずは打ち明けやすい人だけに、伝えておくと気分も楽になるでしょう。
レズビアンが周りにカミングアウトするデメリット
レズビアン女性が周りにカミングアウトすると、いくつかのデメリットが考えられます。
3点ほど挙げてみました。
- 職場でハラスメントを受ける可能性がある
- カミングアウトした人に勝手にバラされる危険がある
- 人間関係が悪くなる可能性がある
職場などでカミングアウトした際は、悪意のあるスタッフからハラスメントを受けることも考えられます。
また信頼してカミングアウトしたにも関わらず、バラしてほしくない人にバラされる危険性もあるでしょう。
全ての人が受け入れてくれればいいですが、LGBTQに忌避感がある人と人間関係が悪化することも考えられます。
事前にこのようなデメリットを知っておくことで、カミングアウト後の対策も練りやすいですね。
レズビアンが周りにカミングアウトするメリット
一方でレズビアン女性が周りの人にカミングアウトすると、こんな感じのいいこともあるのです。
メリットも3点見ていきましょう。
- 隠すストレスが減る
- 人間関係が親密になることもある
- 会社で福利厚生などが受けられる可能性もある
レズビアン女性が周りにカミングアウトすると、LGBTであることを隠すストレスが減るのは大きなメリットです。
いつバレるのかドキドキしながら過ごすよりも、ずっと心が楽になるでしょう。
またLGBTQに対して肯定的なイメージを持っている人とは、逆に親密感が増すのでそれもメリットになります。
さらには所属している会社でLGBTQだからこそ受けられる、福利厚生がある場合もあります。
カミングアウトは勇気がいる行動ですが、その分メリットもあるので知っておきましょう。
まとめ
今回はレズビアン女性が周りに、カミングアウトする際のポイントを解説してきました。
どんな流れでカミングアウトすればいいのか、詳しく知って頂けたのではないでしょうか。
もしも、実際にカミングアウトしている人から話を聞いてみたいのであれば、アプリなどを利用してレズビアン女性に会ってみることがおすすめ。
以下で、出会えるアプリをご紹介しているので是非ともチェックしてみてください。
再度記事を読み返して、早速カミングアウトする為の準備を進めていってくださいね。